起業企画書をどのように書くか
起業すると決めたのであれば、すぐに詳しい予定を立てなければいけません。
この段階を丁寧にやるかどうかで、成功するのか失敗するのかが決まってきます。
綿密な予定を立てるために起業企画書を作成するのが1番ベストな方法です。
どのようなことを書いていくのでしょうか。
まずは基本的な情報から書いていかなければなりませんが、どのような事業を展開していくのかということ、具体的な内容などを明記しておかなければなりません。
そしてさらに重要なのは、どのようにして会社の業績を上げていくのかというプランをあらかじめ考えておくことです。
どんな宣伝をしてどれくらいの売り上げや利益を予測できるのかということを、企画書としてまとめておくことが大切なのです。
資金繰りについても明記する
起業しようとしている人はほとんどの場合、すべてがうまくいくという考えのもとにトライをしています。
しかし実際の資金繰りについてはシビアに考えていく必要があります。
かなり潤沢な資金があるのであれば別ですが、融資を受けながら事業を展開していくのであれば、具体的な数字を書き出しながら、資金繰りについて考えていかなければいけません。
なんとかなるという甘い考えだと資金繰りに困り、最悪の場合は倒産してしまうことになります。
そのような事態を避けるためにも起業企画書を作成することが大切なのです。
一目で分かるようにグラフなどを用いて資金繰りについてのシミュレーションをしておくなら、融資を受けたいと思う時にも銀行に審査が通りやすくなります。
最初にこのような綿密な計画を立てておくことは、事業を成功させるために絶対に必要なことなのです。
たくさん書けばいいと考えている人もいますが、内容が薄っぺらければ意味がありませんので、重要なポイントをしっかりと押さえた企画書を作成することが必要です。
読み手の立場から作成することもとても重要です。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。