起業に役立つ経験とは
将来起業を考えている時は事前に役立つ経験をするようにし、万全の状態を整えましょう。
役立つ経験の中でも最も基本的と言えるのはやはり会社員として実際に企業の中で働くことです。
実際に職場で働くことで会社にとって何が足りないのかを主観的な視点で理解出来るようになり、経営者側の立場になっても細かい点に気が付けますから、スムーズな運営が可能となるのです。
またある程度昇進すると別の立場から会社経営を支えることになるので、新人社員の負担を軽減させる方法などを活かして指導が出来ます。
これにより社内全体が明るく活性化した状態となる為モチベーションが向上されますから、積極的な活動が始めやすくなるのです。
育児経験と起業の関連性について
近年では実際に職場で社員として働くだけではなく、育児経験を積ませることでも起業する際に役立てられると言われ始めました。
一見すると育児経験と起業は関連性がないように思えますが何も知らない子供を世話することで常に先のことを考えるようになり、今自分の息子達に必要なものは何なのかを判断出来る能力を培えるのです。
更に子供達の世話を続けて愛着を感じるにつれて会社での問題よりもこちらの方を第一に考えるようになり、客観的に物事を捉えられるので悩み続けなくなるといった報告もあります。
会社での問題を常に考え続けていると不安やストレスに襲われてしまい結果的に周囲との関係が悪くなりますが、自身を客観的に見ることで落ち着きやすくなる為経営における失敗を犯しても慌てず対処出来るのです。
その他にも常に自分よりも弱い立場に置かれている子供達のことを考えて生活を続けることになりますから、会社での経営でも新人社員の立場を気遣えるようになるのです。
これにより新人社員の負担を軽減させる取り組みを積極的に行えるようになるので、育児経験は起業したいと考えている方々にとって好都合な学び方だと言えます。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。