行政書士の起業
行政書士は非常に難しい試験ですが、独占業務がないために開業しても成功するのが難しいという現実があります。
しかし、宣伝の仕方や運営の仕方によっては、行政書士事務所を成功させている人もたくさんいますので、行政書士の資格をもっている人は独立を検討することができるでしょう。
行政書士事務所のメリットとしては、自宅でも開業できるということです。
ですから、手持ちの資金が少なかったとしても行政書士の起業をすることができます。
専門分野を作ることが重要
行政書士の関わる仕事は多岐に及んでいますので、どの分野の仕事を専門にするかによって、成功するかどうかが決まります。
外国語が得意な行政書士であれば、ビザに関する書類や、様々な手続きの代行を専門とすることができます。
会社を立ち上げたいと考えている人のためのサポートをしている行政書士も沢山います。
法人立ち上げは個人でも出来るものですが、手続きの時間を考えるとプロに任せたほうがいいと考える人も多いものです。
独占業務ではないにしろ、経験を積んでいる行政書士にお願いしたいと考える人もいますので、その分野においての知識を広げることによって、集客をすることができます。
認可が必要な事業の立ち上げを助ける
介護の仕事を自分で始めたいと考えている人は、認可のための書類の多さに驚くことでしょう。
書類を作っている時間があるのであればケアマネジャーへ営業へ向かいたいと考える人も多いはずですから、認可のための必要な書類を作成する行政書士も必要とされています。
実績を積むことによって、信頼度もアップしていきますので、最初は低価格で仕事を請け負いながら、経験を積んでいくということができます。
どの分野が得意なのかということをはっきりと明示することによって、たくさんいる行政書士の中に埋もれるということを防ぐことができるでしょう。
成功させるためには、専門分野を持つことが非常に重要です。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。